金谷 元喜

熱錬部 製造第三課 係長
2012年入社/香川大学(院)工学部 材料創造工学科卒

「浸炭」における品質検査では、
小さな異変に気づけるかどうかが勝負です。

熱処理の技術の一つとして「浸炭」という方法があるのですが、これは製品の表面に炭素を添加して硬度や耐摩耗性を上げるのが目的です。この浸炭による熱処理の工程の後の品質検査(出荷検査)が私の仕事です。ビッカース硬さ計という装置で切断したテストピースの表面を軽く打って、浸炭のレベルを確認しする非常に繊細な検査です。ここで小さな異変に気づけるかどうかが勝負。お客さまへの納入直前なので、責任は大きいです。

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